休日出勤の朝は辛いです。平日の場合は起きてから出社するまで時間がないので何も考えずに慌しく時間が過ぎていくのですが、休日の場合は出社時間がある程度自由なのでだらだらと過ごしてしまい、会社行きたくない病が発病します。会社行きたくない行きたくない行きたくない。このまま部屋でゴロゴロ過ごしたい。
僕がやれば2時間だけど、他の人がやると5時間かかる仕事があります。能力の問題ではなく、単純に前提とする知識だとか慣れだとかの問題でそのくらい開きが出ます。その仕事が1つだけであれば僕が担当してさっさと終わらせてしまいますが、それが何十もあるとそうも行きません。ではどうするか。
1つは、単純に全てを僕が担当するという方法。物量に応じて僕の作業時間が増えますが、プロジェクト全体で考えれば作業時間は最小になります。時間にゆとりがあって、スタッフの数も少ないプロジェクトの場合はこれが一番かもしれません。
1つは、他の人がやった場合でも3時間程度に抑えられるようにドキュメントを整えるという方法。ドキュメントの作成時間の分だけ僕の作業時間が増加しますが、全てを担当する場合に比べれば減ります。ドキュメントの質が悪いと意味がないのが欠点です。
1つは、丸投げしてしまう方法。まるっきり全てを任せて、僕はノータッチ。僕の作業時間は増えませんが、その分、他の人に皺寄せが行くことになります。
一通りの方法を試しました。一人で担当するのは作業量が多くて辛い反面、誰にも気兼ねすることがないので楽です。時間に余裕があれば絶対これ。ドキュメントを整えるのは、ドキュメントの質が悪いとたいして効果がありません。ドキュメントをしっかり書くとよく読んでくれない人が多くなります。ドキュメントを適当に書くと、質問がたくさんきます。とは言え、なれるに従ってその辺はこなれてくるので、ある程度長期的にやるならこれでしょうか。丸投げは、なんだかんだで投げきれません。質問だのなんだので時間をとられます。そしてなにより、精神的に厳しい。本当にどうしようもない場合の最終手段です。
今回のプロジェクト、個人的にはいろいろと失敗してしまったので次は気をつけたいのですが、そもそも作業量がある程度想定できないと気をつけようがありません。1ヶ月で終わる程度だったはずの作業が仕様変更の繰り返しでトータル3ヶ月かかったなんていうことはざらにあるので、作業量が増加したときの再スケジューリングが大切です。その辺のバランス感覚を養っていかないと他の人に迷惑かけ続けちゃう。
さて、今日もお仕事。がんばろう。