今年のE3

E3の情報をわくわくしながら見てました。
E3前の発表といいE3中の発表といい、毎年この時期はワクワクしますね。今年の注目はなんと言っても任天堂SCEの次世代機。MSのXBOX360は既に発売済みで、やはり注目の度合いから言うとどうしても劣ってしまいますので……。
任天堂の次世代機の正式名称、「Wii」はこの間発表されたばかりです。個人的にはコードネームである「Revolution」の方が断然カッコいいとおもうのですが、いろいろと考えた上での結果でしょうから大人しく受け止めることにします。期待していた価格の発表はなく、全体的に新しい発表や衝撃的な発表はありませんでした。せめて発売日の発表はあるかと踏んでいたのですが……。とは言え、肝心の対応ソフトの映像が多数発表されたのはうれしいところ。見た目がGCと代わり映えなくて地味!と思っていたら、操作画面がゲームとは思えない操作方法でびっくりです。…………正直なところ、なんか嫌です。僕には全然おもしろそうに見えません。とりあえずバーチャルコンソールのためにWiiを買う予定ではありますが、Wii用のゲームは操作がめんどうで遊ばないんじゃないかと。とは言え、DSが発表されたときも否定的な見方をしていて、発売当日に友人の買ったDSを触らせてもらって翌日には購入していたのが僕という男。もしかしたら発売後はWii信者になっていたりもするかもしれません。
SCEの次世代機、PS3では価格と発売日の発表がありました。いろんなところで予想されていたとおり、価格は7万円ほどで、発売日は11月11日。予想されていましたし、ある程度覚悟はしていましたがやはり……高い。ゲーム機ですよゲーム機。ゲーム機で7万円って、未だに4年前に9万円で買ったPCを買った僕にはとてもじゃないですが出せません。久夛良木社長が言う「PS3はゲーム機ではない」が本当で、PC並みに様々なことができるのならばありだと思いますが、ゲームとネット(しかも解像度の低いテレビで!)、BDの再生程度しかできないのであれば、買う気にはなれません。FFXIIIが発売されることも同時に発表されましたが、FFVIIIでFFを見限った僕にとってはどうでもいい話ですし。ただ、コントローラにモーションセンサが着いたというのはいいことだと思います。友人などは「Wiiのパクリだ!」と怒り狂っているのですが、僕は真似をすることが決して悪ではないと考えているので。同じ土俵に同じ能力を持つ者が二ついるほうが、互いの力を高めあって観客によりおもしろい物を見せてくれるのではないでしょうか。損害を受けるかもしれない任天堂が怒るのならともかく、プラスにしかならない僕らが怒る問題ではないと思うのですが……。
そんなこんななわけで、非常に期待していた僕にとって今回のE3は「微妙」としか表現のしようがありません。今回の発表で、一番魅力的なコンシューマがXBOX360になってしまいました。Wiiも買う予定ですが「別に新しいゲームはどうでもいいや」って感じでして。しかししかし、Wiiの特殊なインターフェースは実際に触ってみないとわからないおもしろさがあるでしょうし、PS3だって今後は「性能が高ければこんなこともできる」的なものを見せてくれるかもしれません。なので、まだ発売されていない今の段階では、僕はWiiにもPS3にも期待しているのです。期待させてくれ!!