PC購入

秋葉でPCを買ってきました。Shuttle X27D。Slim N-10やfit-PC2にものすごく惹かれたのですが、仕様用途と値段を天秤にかけた結果X27Dに落ち着きました。CPUがオンボードベアボーンなのでメモリとHDDを追加で購入しただけです。…これ、自作言わない。しかしPC買うために情報を集めまくる気概もない今の僕にはぴったりでした。
早速帰って組み立てたら、ものの10分で組みあがりました。メモリ指すだけ。HDDねじ止めするだけ。なんだか物足りないので、とりあえずフロントのUSBポートとか外しました。夏場は熱くなるらしいので、このケーブルがなくなることで多少空気の流れができればいいなと気休め程度ですが。
Linuxディストリビューションの選択。できればOSの再インストールスパンを短くしたかったので、落ち着いているイメージのあるDebianにしてみました。インストールCDを焼いた後、メインPCのCDドライブごとX27Dに接続して、少し待ったらあっというまにインストールが終わりました。簡単すぎる。素晴らしい。Linuxと言ったら分厚いインストール本を見て苦労しながら入れるもんだと思ってました。
ただ、インストールしてからが割と大変でした。メッセージが日本語で出ているのにコンソールが日本語対応していないものだから文字化けでわけがわからない。かといってkonが入っているわけでもなく、調べたらフレームバッファを有効にしてから多言語用コンソールを立ち上げるのだとか。う〜ん、これは普通はXを入れるから大丈夫ってことか。それから、ネットで調べても「lenny」だとか「etch」だとか書いてあってさっぱりだったんですが、バージョンのコードネームとのこと。Windowsも知らない人にとってはXPとかVistaとかわけわかんないんだろうな。7みたいに素直にバージョンが一番わかりやすい。FF13とか種類ありすぎて最悪。
苦労しつつも、丁寧にいろいろ解説しているところが結構あったのでなんとかsshで接続できるところまでは持っていけました。ここまでくればキーボードもディスプレイも不要で、使い慣れたPCから作業ができます。さあ、一気にいくぞとVimRubyをインストールしたところでいきなり詰まりました。コマンドを打つだけで、ソースをコンパイルする時間もかけずにさくっとインストールされるのは素晴らしいです。しかし、例えばVimはバージョンがちょっと古い。7.2が欲しいのに7.1が入りました。しかも、Rubyサポート無し。そしてRubyは1.8が…。どうやら、僕はなにか根本的な勘違いをしていたようです。パッケージ管理システムがあるから最新のものをいつでも入れられると思っていたのですが、そもそもパッケージ管理者が対応しないことには意味が無いわけで…。
それならそれで、最新が欲しいものだけソースからビルドすればいいのかな? その場合、/usr/local/binとかに直接入れちゃうと何かまずそうな感じ。/usr/bin/vim も /etc/alternatives/vim にln -sされてるっぽいし。流儀にのっとる為にはいろいろ調べなきゃいけないんだろうけどめんどくさい。もう ~/bin に入れちゃえばいいかな。う〜ん、相変わらずUnix系はめんどくさい。でもどうせ正月休みは暇だし調べてみよう。