狼と香辛料の9巻を買いました

今日は健康診断がありました。血を抜くときに三回も針を刺されました。
ちょうど僕が着いたときに、別の人の血を抜いていた看護師さんが先輩看護師らしき人から何か注意されていました。注意されていた看護師さんはまだ若く、いかにも何かミスをしそうな雰囲気。ああ、あの人にあたったらイヤだな。始めから何でも出来る人なんていませんし、誰だって失敗はするものです。そうやって人間は成長していくんだから。でも、だけど、その失敗が自分にあたるのはイヤだな。そう思ってしまう自分を少し恥じながらも、どきどきして順番を待ちました。
そして僕の名前が呼ばれて向かった先には、先ほど注意を受けていた看護師さんがいました。ああ、終わった…。
まず右腕で挑戦し、次に左腕。そして三度目の針を刺そうとしたときに、別の看護師さんがとめてくれました。「ご気分悪いんじゃないですか? 冷や汗が出ていますよ」
その後連れて行かれたベッドで少し横になり、しばらくしてから別の看護師さんに採血をしてもらいました。さっきの看護さんの時はあんなに苦労していたのに、今度はあっさりと終わりました。さっきのように、一生懸命に針の先を揉んだり、注射器を刺したまま左右に動かしていないのに。針ごとモミモミと揉まれる痛みや、針を刺したまま左右にゴリゴリされる痛みを感じることなく、始めのチクッとした痛みだけで!
これが新人とベテランの違いなんでしょうか。新人が苦労して行うことを、ベテランはあっさりとこなします。それほど給料に差が無いのに同じ仕事量で倍以上時間かけてんじゃねーよって話です。はい、がんばります。