残業

昨日と今日、長期休暇が終わってから初めて残業をしました。
従来のみなし残業制から普通労働に変わったため、気軽に残業できなくなりました。「できなくなった」と書くと何か御幣がありそうですが、基本的にこれはとても素晴らしいことです。例えばこの一ヶ月、僕は定時である18時30分に毎日帰ってました。みなし残業製のころは、暇な時期でさえ、退社時間は21時でした。納期4,5ヶ月前からは終電帰りが当たり前で、納期1,2ヶ月前からは始発か泊まりが当たり前でした。それが今は18時30分帰りなのですから、これを素晴らしいと言わずして何を素晴らしいと言うべきか。
ただ、僕にとっては不都合なこともあります。仕事をしようと思えば時間を問わずに仕事をすることができた従来とは違い、仕事をするのは10時から18時30分の間だけとかっちり決められてしまったことです。僕は、自分の作業量の把握、作業スピード、時間配分。それらがものすごく苦手で、なんとなく設定したスケジュールで、なんとなく作業をしています。すると、当然のごとく、時間内に作業が終わらないという事態に陥るわけで。。。
そんなわけで、昨日と今日は残業をしました。人の少ないフロアの静けさと、作業が遅れているという焦りがプラスに働き、良いペースで仕事がすすみますした。ですが、それでも予定のところまでは到達できず、深夜残業になるまえにすごすごと帰ってきました。
今はまだいいです。予定より遅れてはいるものの、実は来週やる予定だった仕事も平行で進めていたりするので、トータルで見れば遅れはほぼないようなものなので。ただ、今後もおそらく今回のように時間を超過してしまうことがあることを考えると、いろいろまずい気がしています。
土壇場で死ぬほどがんばることができていた前回やその前のプロジェクトでも、結局時間が足りなくていろんなものを諦めました。自信や熱意がごっそり奪われ、代わりに後悔と言い訳をたくさんもらいました。突っつかれると、とっさに「あれは上からの命令でね…」と言い訳をしている自分が嫌です。今まで以上に時間が厳しい今回は、うまく仕事をしないと今まで以上の後悔に苛まれるはずです。
暗い未来を防ぐために、毎日定時で帰るために、うまく仕事ができるよう精進しなくちゃ。