秋の夜長に

今日は部屋の中から一歩も外に出ずに過ごしました。学生時代はもとより、引越し前も休みの8割がたはそんな休日の過ごし方をしていたのですが、引っ越してきてからは初です。部屋を出て一分圏内に食べ物屋もコンビにもあるってのが引きこもらなくなった理由。おかげで電子レンジを使ったのも、引越し後は今日が初めてです。これであとは3時間くらい早起きするようにすれば、休日をもっと楽しく過ごせるはず。がんばろう。
昨日は仕事で、今朝の9時過ぎまで働いてしまいました。仕事を始めた時点では、仕事は山積しているものの、日付が変わる前には帰ろうと思ってたんです。ところが、ついExcelVBAになんか手を出してしまったもので…。
仕事に関係はあるものの、本来は僕がやるべきものではないので、タイムカードを押して趣味として一晩がんばってしまいました。VBAなんて使ったことがありませんし、そもそもExcelだって最低限の機能しか知らなかったので、Excelの機能の説明からVBAのサンプルコードまで、全てグーグル先生に聞きまくりの一晩。眠くて単純なコードすら思いつかない状態になりつつも、がんばりました。
やっぱり、楽しいんです。C++じゃなくたって、スクリプトやマクロでだって、やっていることが入門レベルのようなものであったって、プログラムっぽいことができるのは楽しいんです。だけど、通常業務での僕の仕事はプログラムを組むことではないため、昼休みや他の仕事が何もできない時のビルド中くらいしかコーディングはできません。いや、今の業務もプログラムっぽいって言えばプログラムっぽいんだけど、自由度が低すぎるんです。なんだかんだ行っても、やっぱりデータ打ち。。。
昼休みやビルド中ではない時間、久しぶりに長い時間コードを書いてみて思いました。やっぱり経験は大事だな、と。プログラムにだって才能や向き不向きはあるでしょうが、その辺は上のレベルになって出てくるものであって、それ以外ではやはり経験≒時間がものを言います。プログラマーとして仕事をすれば、最低でも8時間はプログラミングをしています。今の時期なら平均で12時間くらいです。月に20日間働いたとすると160時間。1年で1920時間。
入社してからおよそ1年半、実際の業務についてからは1年と5ヶ月。つまり、2720時間。はじめから業務としてプログラムを作っている同期と、データ打ちとして働いている僕とでは、既に2720時間の開きがあるということです。この時間の差が、経験の差が、単純に力量の差として既に存在するわけです。
別に、それだけ経験の差ができていようが、今後僕ががんばればいいだけの話ではあるのですが、昨日一晩がんばってみて、一晩だけでも仕事として真剣に打ち込めば案外多くのことができるようになるんだなと感じてしまって、それじゃあ僕と一緒に入社して、僕とは違ってプログラマーとして働いてきた同期連中はどうなのかと考えたところ、その時間が超えられない大きな壁に見えてしまって……。
今の仕事は、楽しいです。本を読んだりゲームをしているときのように単純に楽しいですし、やりがいもあります。でも、これでいいのかな?という不安があります。将来のビジョンが見えません。そもそも僕は、何がやりたかったんだろう。何をしたいんだろう。そんなこんなな、秋の夜長。洗濯物を干すために窓を開けてみたら、びっくりするくらい寒かったので、ついいろいろ考えちゃいました。秋が終わる前に考え事はすませておかなくちゃってね。
明日もお仕事。今月は既に2回も遅刻をしているので、もうあとがありません。がんばって起きよう。