k-DOPにはたくさん種類があるようです。前回までで描画ができるようになったので、調子にのって26-DOPまで描画してみました。(以下、画像と各DOPの説明です)
6-DOP
6-DOPはAABBと同じです。つまり、X軸、Y軸、Z軸を法線とする面で物体を囲みます。
軸は、(1,0,0), (0,1,0), (0,0,1)
8-DOP
8-DOPは直方体の中心から各頂点へ伸ばしたベクトルを法線とする面で物体を囲みます。
軸は、(1,1,1), (1,1,-1), (-1,1,-1), (-1,1,1)
12-DOP
12-DOPは、直方体の中心から各辺へ伸ばしたベクトルを法線とする面で物体を囲みます。
軸は、(1,1,0), (0,1,-1), (-1,1,0), (0,1,1), (1,0,1), (1,0,-1)
14-DOP
14-DOPは、6-DOPと8-DOPの組み合わせです。つまり、AABBの8つの角を切り落としたような形になります。
軸は、6-DOPと8-DOPのものを使います。
18-DOP
18-DOPは、6-DOPと12-DOPの組み合わせです。つまり、AABBの12本の辺を切り落としたような形になります。
軸は、6-DOPと12-DOPのものを使います。
20-DOP
20-DOPは、8-DOPと12-DOPの組み合わせです。つまり…なんて言えばいいんでしょう?
軸は、8-DOPと12-DOのものを使います。
26-DOP
26-DOPは、6-DOPと8-DOP、そして12-DOPの組み合わせです。つまり、AABBの8つの角と12本の辺を切り落とした形になります。
軸は、6-DOPと8-DOP、12-DOPのものを使います。
…はい、逃げです。このあとこれをBVHにしなければいけません。そして衝突検出も行います。そのへんが面倒そうで、まだ論文に目を通していません。ちなみに、一番効率がいいのが26-DOPだとか、どこかの論文で調べられていた気がします。